Revitを学ぶ

Revitの基本の使い方④

1.Revitの基本の使い方④

今まで2次元のCADしか使ったことがないという方で、これからBIMをやっていこうと思っている方へ。

最近よく耳にするRevitの基本的な使い方を知りたいですか?

本記事ではRevitの基本的な使い方で、以下の内容について解説します。

 

目次

1.Revitの基本の使い方④
1-1スケールコマンド
1-2二点間距離計測
1-3引き出し線付き文字の作成

2.おわりに

 

この記事は、日本BIM普及センターの山形雄次郎先生のAutodesk Revit ではじめるBIM実践入門を参考に、自分で実践して学んで気づいた点を記しています。
とても分かりやすい本なので、まだ購入されていない方は、購入してみてはいかがでしょうか?

 

それではいってみましょう。

 

1.Revitの基本の使い方④

1-1スケールコマンド

1.Revitの基本の使い方④読み込んだ画像の大きさを、スケールコマンドを使って変更していきます。

<画像選択>→<修正タブ>→<スケール>

 

1.Revitの基本の使い方④①基点としたい点をクリック
②2点目をクリック(2点目の基点)
③3点目をクリック(ここで大きさを調整します)

 

1.Revitの基本の使い方④上記とは違うやり方で、倍数を数値で入力する方法もあります。

画像選択後、オプションバー内の「数値」に入力することで、「2倍」や「0.5倍」など、任意の大きさに変更することができます。

 

1-2二点間距離計測

1.Revitの基本の使い方④2点間距離計測コマンドはCADを使う方なら最もよく使うコマンドの一つではないでしょうか?

Revitでは画面上部にある「クイックアクセスツールバー」にデフォルトで入っています。

※タブから入力する際は、<修正タブ>→<計測パネル>→<2点間を計測>をクリックします。

 

1.Revitの基本の使い方④①計測したい1点目をクリック
②計測したい2点目とクリック
③1点目と2点目の距離が、仮寸法として表示されます。

 

1-3引き出し線付き文字の作成

1.Revitの基本の使い方④引き出し線付きの文字の作成方法は、<注釈タブ>→<文字>をクリックします。

 

1.Revitの基本の使い方④自動で<修正タブ>になるので、そこの<引出線パネル>で好きな引き出し線の種類を選びます。

 

1.Revitの基本の使い方④今回は一般的な2つの直線からなる引き出し線を選択します。

 

1.Revitの基本の使い方④①1点目をクリック(ここが矢印の先端になります)
②2点目をクリック
③3点目をクリック
④3点目をクリックした時点で文字を書くことができるので、任意の文字を書く。

 

1.Revitの基本の使い方④プロパティの一番上にある「タイプセレクター」で、タイプを変更することで、文字の大きさや色などを変更することができます。

※文字タイプの作成の方法は、以下を参照ください。
Revitの文字の書き方を解説します

 

1.Revitの基本の使い方④ここで2mmや4mmといっているのは、印刷した時の文字の大きさのことです。
図面の縮尺を変更すると、それにあわせて自動で作業画面の文字の大きさが変わります。

例えば同じ2mmの大きさの文字タイプでも、縮尺1/1000の文字の大きさより1/5000の文字の大きさの方が作業画面では大きく(自動で)表示されます。
(印刷時にどちらの縮尺でも「2mm」で表示させるためです)

 

2.おわりに

いかがでしたでしょうか。

スケール、2点間距離計測、引き出し線付きの文字と、よく使う基本のコマンドについてご紹介しました。

しっかり覚えて使いこなしていきたいですね。

※今回の動画解説は以下で行っております。(中盤~終盤にかけて)
https://youtu.be/D_A-P6QWAsk

 

✅Revitをまだ体験されていない方はこちらのブログもご覧ください。
Revitの購入方法を解説します

Revitの体験版ダウンロード方法を解説します

✅YouTubeで、Revitを学ぶチャンネルを運営しています。
一緒に学んでいきましょう。
https://www.youtube.com/channel/UCdNJGZIifFj6fS1drcgMsZg

✅参考書
Autodesk Revit ではじめるBIM実践入門
山形雄次郎 著