Revitを学ぶ

Revitの体験版ダウンロード方法を解説します

建築分野で最近よく耳にするBIMのRevitに興味があるけど、ソフトが高くて購入を悩んでいるという方は多いのではないでしょうか?
また、購入したいけど自分のパソコンできちんと動作できるのか確認したいという方もいらっしゃると思います。

そこで本記事ではRevitの動作確認ができる、体験版ダウンロードの方法について解説します。

目次

1.Revit体験版ダウンロード方法
2.インストールがうまくできない時
3.動作確認
4.体験版でできること、できないこと
5.パソコンのスペックについて
6.まとめ

1.Revit体験版ダウンロード方法

Revit体験版ダウンロード方法まずは、Revit体験版で検索をします。
このような画面になるので、「無償体験版をダウンロード」をクリックします。
30日間無償で体験版を使う事ができます。

 

Revit体験版ダウンロード方法

Revitを動かすために必要な、パソコンの条件について案内があります。
・使用可能なプラットフォームはWindows-64bitのみ使用可能
・体験版のファイルサイズは8GB
・10 Mbps 以上のインターネット接続を使用してください。
・起動中のソフトはすべて閉じます。

 

Revit体験版ダウンロード方法

ビジネスユーザーか学生・教職員かを選択します。
言語を選択して次へ進みます。

 

Revit体験版ダウンロード方法

オートデスクのアカウントをお持ちの方はメールアドレスを記入して次へ進み、パスワードを入力します。

アカウントをお持ちでない方は、下の「アカウントを作成」から次へ進み、名前、電子メール、パスワードを入力してアカウントを作成します。

 

Revit体験版ダウンロード方法

会社名、郵便番号、都道府県、電話番号、国を入力します。
記入できたら「ダウンロードを開始」をクリックします。

※郵便番号は記入しなくてもダウンロード開始できます。

 

Revit体験版ダウンロード方法

このような画面がしばらく続きますので待ちます。

 

Revit体験版ダウンロード方法

ダウンロードが終了したら、ダウンロードのフォルダにいき、ダブルクリックしてインストールを開始します。

 

Revit体験版ダウンロード方法

インストール途中で、このような画面が出てくるので、インストールを選択します。
次に「ソフトウェア使用許諾契約」の画面が出るので、内容に同意して進みます。

 

Revit体験版ダウンロード方法

次に「インストールの環境設定」の画面が出るので、インストールをクリックして進みます。
必要なディスク容量が17.9GB必要(変動する場合があります)と書いてあるので、パソコンの空き容量には注意してください。

Revit体験版ダウンロード方法

こちらでインストール完了です。
パソコンやネット環境によっては結構時間かかります。
(私は30分くらいかかりました。)

インストール後は再起動を行います。

 

Revit体験版ダウンロード方法

デスクトップにショートカットが作成されますので、ダブルクリックで起動してみましょう!

 

Revit体験版ダウンロード方法

体験版の使用を開始しますか?と聞いてきますので、左の体験版を使用開始をクリックします。
※右をクリックすると購入画面へ進みます。

 

Revit体験版ダウンロード方法

無事に開くことができました!

 

2.インストールがうまくできない時

ダウンロードまではうまくいくのに、インストールが途中で止まってしまってできない時があります。
ネット環境だったり、パソコンの空容量などの問題ですが、色々試すとインストールできるときがあります。

・インストール途中でキャンセルし、再起動してからもう一度チャレンジ。

・ネット環境を見直す。

・パソコンのストレージ(空容量)を確認し、ストレージに余裕がなければ、不要なものを消す。

私の場合は上記の行為を何回か行ってインストールする事ができました。
ですが、結構時間かかりました。。

インストール中放置し、一晩様子を見ましたが、朝見てもインストールできない時もありました。

3.動作確認

動作確認

無事にインストールできたら、自分のパソコンでしっかり動作するのか気になりますよね。
私はあまり高性能のパソコンを使っていなかったのでとても不安でした。
そこでサンプルのプロジェクトを開いて動作確認を行います。

 

動作確認

開くとこのような図面が出てきます。
(2021版では違うサンプルデータが用意されています)
こちらは図面を表現する時に使う「シート」と呼ばれるもので、各ビューをこのシートにレイアウトして図面を作成していきます。

早速動かして動作確認してみましょう。

 

動作確認

表を動かしたりして動作に遅延がないこと、問題なく動くことを確認しましょう。

特に3Dモデルを見るときに、パソコンのグラフィックス性能が求められます。
こちらの確認をする際は、画面上部にある<表示タブ>→<3Dビュー>というコマンドをクリックしてみましょう。
そうすると、3Dモデルを見ることができます。
<Shift>を押しながら、マウスのスクロールボタンを押し込むと、360°回転して、モデルを確認することができます。

 

動作確認

早く操作を覚えてこのような美しいパースを書いてみたいですね!

 

4.体験版でできること、できないこと

 💡 基本的にすべての機能を使う事ができます。

「名前を付けて保存」などのセーブもできる事に驚きました。
注意点として体験版は30日間だけ使うことができ、それ以降は使えなくなります。

Revitの画面の右上に30日からカウントダウンする表示が出ますので、期限だけは注意してください。

なお、体験版の途中で有償版を購入する場合は、インストールした体験版から有償版への切り替えをすることができます。

 

5.パソコンのスペックについて

Revitの動作環境についてはAutodeskのRevit体験版のページに記載がありますが、下記にも参考に記載します。

エントリレベルの構成についてのみ記載しますが、サイトにはバリューモデル(価格と性能の両立)とパフォーマンスモデル(大規模で複雑なモデル)の推奨スペックについても記載があるので確認してみて下さい。

<最小モデル: エントリレベルの構成>

・オペレーティング システム:64 ビット版 Microsoft® Windows® 10

・CPU の種類:シングルコアまたはマルチコアの Intel®、Xeon®、または i-Series の SSE2 テクノロジ対応のプロセッサ、またはこれらに相当する AMD® プロセッサ。入手可能な最高速度の CPU を推奨します。
Autodesk® Revit® 製品は、さまざまなタスクで複数のコアを使用します。

・メモリ:8 GB の RAM
通常、単一モデルの一般的な編集セッションでは、最大約 100MB のディスクメモリで十分です。この結果は社内検証による結果とユーザからの検証報告に基づいており、 実際のコンピュータ リソースの使用とパフォーマンス特性は、モデルにより異なります。旧バージョンの Revit 製品で作成されたモデルは、最新の状態に一度にアップグレードするプロセスにおいて、より多くのメモリを必要とする場合があります。

・ビデオ ディスプレイの解像度:
最小:1280 x 1024、True Color 対応
最大:4K UHD モニタ

・高度なグラフィックス:
Shader Model 5 搭載の DirectX® 11 対応グラフィックス カードおよび4GB以上のビデオメモリ

・ディスク空き容量:30 GB のディスク空き容量

・ブラウザ:Microsoft® Internet Explorer® 10 以降

・接続:インターネット接続(ライセンス登録および必須コンポーネントのダウンロードに必要)

以上がエントリモデルの推奨スペックですが、参考に私がダウンロードしたパソコンのスペックを記載しておきます。

・使用PC:Microsoftサーフェスpro5
・CPU:Intel Core™ i5-7300U CPU @2.60GHz 2.71GHz
・GPU:HD Graphics 620
・メモリ:8GB

マイクロソフトの2in1のタブレットであるSurface Pro5でダウンロードしましたが、体験版で行うような簡単な作業なら問題なく動きました。
(その後の作業でも、小規模のモデリング・図面化なら問題なく動きました)

 

5.まとめ

いかがでしたでしょうか。

Revitは2DCADに比べるととても高価な製品なので、失敗したくないですよね。
そういった際、まずは体験版で試してみることをおすすめします。

問題なくダウンロード・インストールできれば幸いです。

 

✅Revitの購入方法はこちらのブログもご覧ください。
Revitの購入方法を解説します

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✅参考書
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