(※動画は6:23あたりから3Dビューの解説です)
今まで2次元のCADを使ってきて、これからBIMを学ぼうと思っている方へ。
BIMのRevitは3Dで見れるのが特徴の一つですが、3Dビューの操作方法が分からないという方はいらっしゃいますか?
本記事では3Dビューの操作方法を解説します。
1.Revitの3Dビューの操作方法
1-1View Cuveを操作して3Dビューを動かす
1-2シフト+スクロールボタンで3Dビューを動かす
2.おわりに
この記事は、日本BIM普及センターの山形雄次郎先生のAutodesk Revit ではじめるBIM実践入門を参考に、自分で実践して学んで気づいた点を記しています。
とても分かりやすい本で、愛用している方も多くいらっしゃいますので、初心者の方におすすめです。
それではいってみましょう。
1.Revitの3Dビューの操作方法
1-1View Cuveを操作して3Dビューを動かす
まずは3Dビューを開きます。
<表示タブ>→<3Dビュー>→<既定の3Dビュー>をクリックします。
作図したモデルの3Dビューが表示されました。
右上にあるのが「View Cube(ビュー キューブ)」と呼ばれるもので、まずはここを操作して3Dビューを見る方法を解説します。
上・下・右・左・前・後→クリックするとそれぞれの方向から見たビューになります。
東・西・南・北→クリックするとそれぞれの方向から見たビューになります。
※特に何も設定をしなければ「右と東」、「左と西」、「前と南」、「後と北」は同じビューになります。
ただ、このRevitには「真北」を設定する方法があります。
そうすると、「東・西・南・北」と「右・左・前・後」がずれることになり、異なるビューを見ることになります。
View Cubeの「上」をクリックするとこのように、真上から見たビューになります。
View Cubeの「右」をクリックするとこのように、東から見たビューになります。
※特に何も設定しなければ「東」をクリックしても同様のビューになります。
View Cubeの「▽マーク」をクリックすると、三角の方向から見たビューに切り替わります。
View Cubeにマウスを近づけると、矢印マークが出てきます。
ここをクリックすると、ビューを回転することができます。
View Cubeの角の部分をドラッグすると、斜めから見たビューを見ることができます。
1-2シフト+スクロールボタンで3Dビューを動かす
もう一つ、簡単に3Dビューを見る方法があります。
3Dビューを表示させた状態で、<Shift>+<スクロールボタン押し込み>でマウスを動かすと、自由に3Dビューを見ることができます。
とても便利な機能なので、実践ではこちらを多用します。
View Cubeでも同様ですが、スクロールボタンの上下で、ズームイン、ズームアウトができます。
2.おわりに
いかがでしたでしょうか?
BIMの最大の特徴と言ってもよい、3Dビュー機能について解説しました。
実際の作図では、2Dで作図→3Dビューで確認→2Dで修正、という作業の連続です。
3Dビューで見ると、間違いが一目瞭然だからです。
この便利な3Dビュー機能、うまく使いこなしていきたいですね。
✅Revitをまだ体験されていない方はこちらもご覧ください。
Revitの購入方法を解説します
✅YouTubeで、Revitを学ぶチャンネルを運営しています。
一緒に学んでいきましょう。
https://www.youtube.com/channel/UCdNJGZIifFj6fS1drcgMsZg
✅参考書
Autodesk Revit ではじめるBIM実践入門
山形雄次郎 著